最初に生える乳歯は通常「下の前歯(下顎の中切歯)」です。多くの乳児で生後6~7か月頃に初めて現れ、次いで上の前歯と隣接する歯が順番に生えてきます。一般的な順番の目安は以下のとおりですが、個人差があります。
- 最初に生える歯: 下の前歯(乳中切歯)
- 次に生える歯: 上の前歯(乳中切歯)とその隣の前歯
- 次: 上下の第一乳臼歯(奥歯)や乳犬歯
- 最後: 第二乳臼歯(最も奥の歯)
参考になる点
- 萌出時期は個人差が大きく、±数か月のズレが生じることがあります。
- 出てくる順番は「前から順に生える」わけではなく、下顎から先に出ることが多いなど、左右で差が出ることもあります。
乳歯の成長はお子さんの健康な歯並び・発達にとって重要なサインです。心配な点や生え方に偏りがあると感じる場合は、小児歯科医に相談すると適切な時期やケア方法を具体的にアドバイスしてもらえます。
