体温の調節機構で正しいのは次のとおりです。
- 体温の調節中枢は間脳の視床下部にあります。これは体温を一定に保つ司令塔の役割を果たしています。
- 体温が上昇すると、汗腺が活性化されて発汗が促進されます。こうして体温を下げようとします。
- 体温が上昇すると骨格筋は弛緩します。収縮は体温低下時に寒さから体温を上げる目的で起こるブルブル震えに関与します。
- 体温が低下すると皮膚の血流は減少します。血管収縮により体内に熱を留めて体温低下を防ぎます。
これらのうち、正しいものは「体温の調節中枢は間脳の視床下部にある」「体温が上昇すると汗腺が活性化される」です。特に「体温が上昇すると汗腺は活性化される」が正解になることが多いです.
要するに、体温調節は視床下部が中枢で、体温が上がると汗をかいて冷やし、体温が下がると血管を収縮させる仕組みが働きます.