災害による心理的ストレスが身体反応として最も強く現れる時期は、発災後3〜7日間の急性期です。この時期には頭痛や嘔気、高血圧などの身体症状が比較的強く現れます。精神的ストレスの身体反応は時間の経過とともに弱まっていきますが、1か月以上続く場合はPTSD(心的外傷後ストレス障害)となることがあります。発災後2週〜1か月の時期には不眠やイライラなどの精神症状が多く見られ、半年〜3年、または4年目以降では身体反応が最も強くなるわけではありません.