日本の総理大臣は、国会で指名された人物が就任します。通常、衆議院議員の任期4年が終わるごとに総理大臣の任期も終了し、新たに衆議院議員選挙が行われ、その選挙後30日以内に開かれる特別国会で総理大臣が指名されます。通常、総理大臣は与党の代表(総裁)が務めるため、国会内の与党の総裁選で誰が総裁になるかが総理大臣決定の重要なステップとなります。
最近の動きでは、2025年10月4日に自民党総裁選挙が行われ、新総裁が午後3時20分頃に決まる見込みでした。その後、政府与党は10月15日に臨時国会を召集し、同日に首相指名選挙を行う方向で調整していました。しかしその後、調整が遅れて首相指名選挙は10月21日を軸に行われる見込みとなりました。この遅れにより、10月4日に決まった自民党総裁と首相の決定が約2週間程度ずれる異例の状況が生じています。
したがって、総理大臣が「いつ決まるか」は、国会のスケジュールや臨時国会の召集日、与党総裁選の結果次第ですが、直近の例では総裁選の結果が午後の時間帯に決まり、その後の国会の首相指名選挙は数日から2週間程度の間で行われることが多いです。直近では、2025年10月21日前後に新総理が指名される予定です。
