糖尿病の診断基準は主にHbA1c(ヘモグロビンA1c)と血糖値で判定されます。HbA1cでは健康な状態は5.6%未満、糖尿病予備軍は5.6〜6.4%、糖尿病型は6.5%以上です。血糖値で空腹時血糖値は正常が70〜99mg/dL、100〜125mg/dLは糖尿病予備軍、126mg/dL以上で糖尿病と診断されます。食後2時間血糖値が200mg/dL以上でも糖尿病とされます。HbA1cが6.5%以上や空腹時血糖126mg/dL以上が糖尿病の数値の目安です.
糖尿病の合併症を防ぐためには、HbA1cを6.9%以下に抑えることが重要で、7.0%以上では合併症リスクが高くなります。また、HbA1cが7%以上の場合は薬物治療が検討されることもあります.
まとめると、
- HbA1c 6.5%以上:糖尿病の診断基準、治療が必要になる可能性が高い
- 空腹時血糖値 126mg/dL以上:糖尿病診断基準
- 血糖値の管理目標はHbA1c 6.9%以下が推奨される
これらの数値を参考に医師の診断と指導を受けることが大切です.
